今回は、『一回塗りと二回塗り』とでは、耐久性・仕上がりに大きな差が出ることについてご紹介いたします。
まず、一回塗りと二回塗りとはどういう意味なのでしょうか?
塗装業界では、以下のことを一回塗り、二回塗りと言っております。
つまり、一回塗りとは上塗りを1回しか塗らず、二回塗りとは上塗りを2回塗るということです。
そのため、一回塗りと二回塗りでは、耐久性や見た目の仕上がりに大きく差が生じてしまいます。
下記の写真がその一例です。
屋根塗装における例をご紹介!
一回塗りと二回塗りの比較
上記写真の中央部分の上側が仕上がり二回塗り、下側が仕上げ一回塗りです。
明らかに二回塗りの方が、ツヤ感があり仕上がりもよく見えるかと思います。
また、耐久性も一回塗りと二回塗りでは、3~5年程度差が出ます。
仕上げ塗り(上塗り)二回目は、塗装直後に写真を撮っているので乾いたらここまでの差はないが、それでも仕上げ塗り一回と二回では、肉眼レベルでツヤと厚みがが全然違う。
塗装をお考えの方へ
ここまでで、一回塗りと二回塗りの差をご説明しましたが、結論的には、最低上塗りを二回塗らないと期待する性能が発揮できないと言えます。しかし、お客様からしたら二回目の上塗りを、本当にやってくれているのか不安になる方も多いと思います。
一番良いのは「信頼できる塗装店」に頼むことですが、なかなか信頼できるまでの関係性を作るのは難しいことでしょう。
そこで信頼できる塗装店の目安としては、
・見積書に『三度塗り』(下塗り+一回目上塗り+二回目上塗り)という塗回数が記載されている
・各工程ごとに写真を撮って見せてくれる。また、最後にアルバムにしてくれる。
・見積書に、壁の平米数や材料名などの記載がある。
以上のように、説明をきちんとしてくれる塗装店は信頼できるでしょう。
・一回塗りとは・・・下塗り(シーラー) + 上塗り 計2回
・二回塗りとは・・・下塗り(シーラー) + 上塗り(1回目) + 上塗り(2回目) 計3回