屋根材といっても様々な種類があります。塗装できる屋根材もあればできない物もありますので、ひとつずつ特徴を見ていきましょう。
そのような前提で、屋根材を分類すると、以下の4つのタイプになります。
それぞれに特徴がありますので、順にご説明いたしましょう。
1.瓦(和瓦・洋瓦)
昔から日本で使用されている屋根材です。 雨風や台風にも強く優れた耐久性があります。
塗装の必要がない瓦というのもメリットのひとつです。
2.セメント瓦
和風・洋風とどちらにも適したデザイン性の高い瓦材です。
一方で色落ちを起こしやすい屋根材でもありますので、定期的なメンテナンスが必要です。
3.スレート瓦(コロニアル・カラーベスト)
スレート瓦の多くはコロニアルやカラーベストなどの名称で呼ばれています。他の屋根材に比べて割と安価である為、近年の一般建築の戸建て住宅に用いています。
新築から10年を目安に塗装する事をお勧めいたします。一部塗装できないメーカーのスレート瓦もありますので、塗装の前はプロに調査して頂いくことが重要です。
4.トタン屋根
昔のお祖父ちゃん・お祖母ちゃんの家や工場などに多かった屋根です。雨盛りしにくくコストも安価に抑えられていたため普及していましたが、今ではこのトタン屋根のお家は減少の一途を辿っています。
現存しているトタン屋根のお家は貴重価値が高い家とも言えます。
※ちなみにトタン屋根は「鉄」と「亜鉛」の合金です。
5.ガルバリウム鋼板屋根
ガルバリウム鋼板は瓦やスレート瓦に比べて軽く耐久性の高い金属屋根です。まったく錆びないわけではないのでメンテナンスは必要だが従来のトタン屋根の5倍くらいの耐久性があります。
6.ステンレス屋根
非常に錆びにくく、ガルバリウム鋼板よりも更に耐久性がある屋根材です。
初期費用は高額ですが、サビなくて非常に耐久性がメンテナンス費用が他の屋根より掛からないことが特徴です。
7.アスファルトシングル
アスファルトシングルは、デザイン性の優れたおしゃれな屋根です。どんな複雑な形でも施工することができます。 特に洋風なデザインの家に多く、一般住宅はもちろんマンションなどの屋根にも使われております。 表面の石粒で耐候性、防水性能を維持しており、軽量で耐震性にも優れてます。
8.陸屋根
ビルやマンションでは主流の屋根形状です。平面な屋根で屋上として活用ができ、家庭菜園など有効利用ができます。 しっかりとした防水を施し、定期的なメンテナンスを行うことで土地の有効活用もできる屋根です。
ちなみに工事種目ごとの予算目安は、以下のとおりです。
工事の種類 | 耐候年数 | 費用(㎡) | 箇所 |
ウレタン防水 | 00年 | 0,000~0,000円 | すべて |
シート防水(ゴム) | 00年 | 0,000~0,000円 | 陸屋根 |
シート防水(塩ビ) | 00年 | 0,000~0,000円 | 陸屋根 |
FRP | 00年 | 0,000~0,000円 | ベランダ |
アスファルト防水 | 00年 | 0,000~0,000円 | 陸屋根 |
屋根の葺き替えをしなくて良い変わりに、防水工事は必要ということですね。
9.折板屋根
工場、倉庫、アパートの駐輪場などに良く使われている山型の屋根材です。比較的軽くて丈夫で野地板が必要ないので費用が安くて施工も早い。
以上が、いろいろな屋根材についてでした。私たち斉藤塗装店のように、長年塗装工事を行っていると、どうしても、次の塗替え時期になると「屋根はもうそろそろ交換したい…」という意見も出てきやすいので、屋根の交換なども行っております。
塗装工事でメンテナンスできるのか、屋根の葺き替えをしたほうが良いのかも、無料診断をさせていただきますので、以下よりお尋ねください。